さとなおさんにファンレターを書いたら、一緒にお仕事できるようになった話 (1)

 

本当です。みなさん、いいですか、今のところ、本当です。今後「やっぱりこの話はなかったことに…」となる可能性はもちろんありますが、今のところ、本当です。

さとなおさんこと、佐藤尚之さん。

広告やネット媒体のお仕事をされてる方なら知らない方はいらっしゃらないでしょう。というか、ヘタするとうちの鳥取に住んでる母親とかも知ってる可能性がある。「スラムダンク1億冊感謝キャンペーン」の、クリエイティブディレクターだと言えば「へええー!」となることでしょう。妹は確実になるな。実家に「スラムダンク・あれから10日後」のSWITCHあったし、スラムダンク全巻あるし。

詳しくはこちら(http://www.satonao.com/profile.html)に書かれていますが、電通で長くクリエイティブ・ディレクターやコミュニケーション・ディレクターを担当する一方で、「さとなお」名義で1995年から個人サイトを立ち上げ食や旅に関する本を多数出版。2011年に電通を退職された後は、株式会社ツナグを設立し様々なお仕事を手掛けていらっしゃいます。

特に著書「明日の広告」で、インターネット登場以降の広告に対する「メディアニュートラル」という考え方を説明する部分などは、そういった考え方がかなり当たり前になってきた今読んでも、さとなおさん自身のニュートラルでフラットな姿勢や真摯に試行錯誤を繰り返されてきた様子が伝わり、非常に痺れます。

とにかく、最終的な「言葉」だけではなく、その前段階のもやもやした部分から携わって課題を解決したいと思っていた私のヒーローだったわけです。とは言え、教祖・信者というほど盲信的でもなく、ときどきブログを読んでいいねをつける、くらいのイチファンだったのですが。

きっかけはこの記事でした。

ボクのマネージャーは四国に住んでる会ったことない主婦さん
http://www.satonao.com/archives/2012/06/post_3421.html

さとなおさんのマネージャーは、東京でタレントのマネージャーをした経験がある四国在住の主婦の方で、全てのやりとりをネットで完結させている、という話です。

これを読んだ瞬間、「やばい!この手があったか!」と思いました。そしてこんなブログを書きました。

苦手な仕事、ほんとに自分でしないとダメ?アウトソースすればお互いラクになると思うの…。
http://chiharuhiguchi.com/?p=163

地方在住で子どもも小さく免許もない、でも何か仕事がしたいと考えていた私にとってはかなりの衝撃で、本当に書いてくださってありがとうございます実践してくださってありがとうございます、という気持ちでした。

で、なんだかこのまま感謝の気持ちを伝えずにいるのがタダ乗りしてるみたいで申し訳なくなってきて、私がさとなおさんに出来ることなんて何もないけれど、ひとまずお礼だけでも伝えようと思い立ち、ファンレターを書いたわけです。ちょっと長くなったので、ここでいったん区切ります。続きはまた次回!

 


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