面倒なお弁当作りが、「型」を決めたら随分ラクになった。


(鶏むねステーキ(前日の残り)、ピーマン人参ベーコン炒め(作り置きして冷凍→解凍)、黒豆(市販)、しば漬け(市販)、お米(青森の親戚のおじさん謹製。新米!)、野菜ふりかけ)



第2子の妊娠と出産で免除されていた、というか勝手にサボっていた、夫のお弁当作りを再開しました。

やっぱり夫本人もお弁当があるといいみたいです。節約になるのはもちろんなんですが、買いに行ったり食べに行ったりする時間がなくても席でさっと食べられるのがラクだそう。あとうちの夫は放っておくとポテトチップス1袋とコーラでご飯はおしまい、というアホな小学生みたいなことをするので、お弁当を持たせておくとこちらも安心です。「弁当生活どう?」ときいたら「快適です、ありがとうございます。」と言っていました。

というわけで、メリットがあるのはわかっているんだけど、どうにも面倒なお弁当作り。以前の経験を踏まえていくつか型を決めたら随分とラクになったので、それを書いてみようと思います。


1.同じお弁当箱を2個用意する。


理由は後述します。形が同じなら色は違っていても大丈夫です。


2.お米、主菜、副菜、箸休めなど、入れるものの種類、場所、大きさを決める。


お弁当の何が困るって「隙間」です。「あ〜、ちょっと空いちゃった〜。何入れよう〜。」です。何を、どこに、どのくらいの大きさで入れるのかを決めておけば、隙間の発生確率はかなり減少します。

うちはだいたい、お米5:主菜3:副菜2:箸休め1、の割合。箸休めは市販の漬物や煮豆など。少し多めに買っておけば、隙間が空いても2種類入れたりすることでカバーできます。


3.副菜を大量生産し、使い捨ての紙製カップで小分けにして冷凍する。


まとめて作ってその都度チン。これは本当にラクです。何種類か作ってローテーションで入れています。冷凍できる副菜はまだまだ研究中ですが、切り干し大根やひじきなど、乾物の煮物は味や食感が変わらなくていい感じです。安くて栄養もあるし。

紙製カップを使うと冷凍もレンジ加熱もできて便利。アルミ製だとレンジ使えませんもんね。マメな人はシリコン製のを使いまわしてもいいでしょう。あれ洗いにくくて私は無理…。


4.主菜は基本的に晩ごはんの残りで勘弁してもらう。晩ごはんの残りが使えない場合は、臆せず冷凍食品を使う。


これはもう、お弁当を食べる人と交渉するしかありません。もちろん毎日別のものを作れる人はどうぞ作ってあげてください…。冷凍食品は定番ですが唐揚げがやっぱりいいですね〜。サイズが合わないときは切って小さくすればいいし。

副菜も晩ごはんの残りにできればさらにラクなんですが、サラダとか冷奴とかお弁当に向かないものも多いし、副菜まで使いまわすと全く同じでかわいそうだな、という気持ちも一応あるので、作り置きをしている次第であります。優しさと面倒くささに揺れる想いを体中感じている日々であります。


5.おかずは前日に晩ごはんの支度のついでに詰めておいて、朝はお米だけを詰める。


一緒にやってしまえるとかなりラクです。朝もバタバタしないし。同じお弁当が2個以上必要なのはこのため。違う形ではおかずを使い回せません。夫の職場にはレンジがないので、せめて米だけは…と朝詰めています。常に揺れる想いとの戦いであります。

今のところこんな感じでしょうか。更に改善点があればまた書きたいと思います。

まとめ 「型」ってありがたい。


とにかく「型」を作って毎日その通りにやる。その場その場で考えて対応する「行き当たりばったり」や「臨機応変」を少しでも減らす。こうすると慣れてきてスピードアップできるし、毎日決まったことを同じようにやればいいので心理的な負担も減少します。それが体に染み付いてしまえば「疲れて何も考えられなくても、勝手に手が動いている」という無双状態になります。

私は本当はずっと典型的な行き当たりばったりタイプで、「フレームワーク」とかも大嫌いだったんですが、子ども2人産んでやっとこさこういう「型」の大切さや有り難さがわかりました。ほんとほんと。骨身にしみてよ〜くわかった。最近はいかに「行き当たりばったり」や「臨機応変」を減らしてラクな「型」を作るか、というのを考えるようにしています。

時々「型」をチェックして、他にもっといい方法がないのか探ってみることも大事なんでしょうけど、そういうこと言ってると終わらないので、今日はここまで!


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