佐久でTEDxってどういうこと!?主催者の座光寺るいさんとナポリタン食べてきた!

出会いは突然に。

先日ブログに書いた「地域産品のギフト商品化セミナーin信州」で、私と同様ちょっと浮いていた女性がいました。ご挨拶したところ、いただいた名刺には「TED」の文字が。そして「佐久でTEDxをやろうと思っていて」という自己紹介。

「え!て、てっどってあのてっどですか!」「はい、あのプレゼンテーションのTEDです」「え!えええ!」と、おそらく「Σ(´□`;)」とか「(゚д゚)!」みたいな顔をしたまま、座光寺さんも子持ちで佐久市在住だということを確認し、「じゃじゃじゃじゃあ、今度ランチかお茶でも!」と約束を交わした2日後、私達は岩村田本町商店街の三陸屋で再会し、一緒にナポリタンを食べたのでした。

TEDとは?

えーと、ざっくり言うと、「TED」は、アメリカで超ハイレベルなプレゼンテーションイベントを開催している非営利団体。プレゼン内容はネット上で無料公開されていて、日本語字幕付きで見られるアプリもあるし、Eテレでもやってますね(あのひと吉田豪さんにすごく似てますよね)。「TEDx」は、日本国内ならTEDxTokyo、TEDxKyoto、TEDxTodaiなど、「TEDを世界各地でやってみた!」的なものの総称です。ざっくり…。

TEDやTEDxについての詳しい説明はこちら
http://www.tedxsaku.com/about

三陸屋さんのナポリタン美味しい。

三陸地方をはじめとした東北支援物産店「岩村田三陸屋」、外から見ると東北地方の食材が売っているアンテナショップなのですが、奥にはカフェスペースがあり、ランチやお茶が楽しめます。

で、三陸屋さんのナポリタンは、ソースが柔らかく麺を包み込むちょうどいーい感じのナポリタン。ちょうどいーい感じのナポリタンってあるじゃないですか。モタっとかベタっとかじゃなくて、ほわって感じの。まさにあれ!あれです。

ベーコンはがっつり厚切りだしボリュームもあるんだけど、酸味が効いてるからしつこくなくて、女性でもぺろっと食べられちゃいます。あと横にちょっとついてるパンがモチモチのナンみたいで美味しい!(こういう横にちょろっとついてくるやつに弱いです)

どうして佐久でTEDxを?

で、シャキシャキレタスをつまみつつ、半分取材モードで座光寺さんにいろいろと聞いてみました。(ところどころ大幅に意訳しています)

座光寺さんは長野市出身で佐久長聖高校出身。で、東京に進学して結婚し、だんなさんの仕事の都合で佐久市に転居。子ども2人。佐久長聖に通っていたとはいえ、そこまで佐久に知り合いが多いわけではなく、悶々とし、「何か始めないと!」と思い立ち…という、あれ、これどこかで聞いたことあるけど?という話の内容に、勝手に自分を重ね合わせてしまいました。

それにしてもTEDxって!「その発想はなかったですよ!なんでTEDx!?」と尋ねたところ、主な理由として挙げてくださったのが以下の4つ。

・なんと言ってもTEDxのブランド力

そして、TEDxの「知的興奮」を軸に

・佐久に新しいものを呼び込める
・佐久の良さを発信できる
・佐久の様々な人同士がつながる

自治体や商工会、「がちの会」や「さくデ」など、既に商業や文化を軸にしたプロジェクトが多数行われている佐久に、「知的興奮」を軸にした取り組みが加われば、もっともっと面白い場所になる!という確信が、彼女を動かしたようです。

なるほど、そりゃTEDxが佐久でできたらエキサイティングだわ!と思いましが、そもそもTEDxって主催者ライセンスの取得審査や開催時に守らなければいけないことがたっぷりあって(だからこそ、どこでやってもクオリティを担保できるのでしょうけれど)、しかもやりとりは全てTED本部と英語で行うとのことで、かなりハードな印象。語学力と行動力のある彼女だからこそ、踏み出せたんだろうなあと思いました。いやあ、かっこいい人が現れたもんです。

地方開催&子育て中の女性主導って、TEDxの新しい事例になるんじゃないのかな。

今まで日本で行われたTEDxの開催地を見てみると、まあほとんどが都市部。たまに桜島、牧方。また、TEDは非営利団体のため、スタッフは全てボランティアで協賛金にも制限ありというわけで、かなりハードな、自分の時間と体力を全て捧げるようなイメージがあります。まだ事例を調べていないのであくまでイメージですが。

地方開催&子育て中の女性主導って、TEDxの新しい事例になるんじゃないの?っていうワクテカ感を座光寺さんと共有できたところで、もともと乗り気でしたが、もう完全にノックアウト。できる限りの協力はしようと心に決めました。

面白いことをしたいなら、自分達でやればいい。

で、座光寺さんに「いまどんなメンバーが集まってます?」と聞いたところ、本当に、ほんの数人。そう、彼女は「◯◯さんが協力してくれるからやってみよう」といった保険を全く掛けず、まず自分でやると決めてライセンスを取得し、それから協力者を探し始めたのです。はっきり言って無謀!でも清々しくて、かっこいい。

そんな、面白くなりそう!というか、自分達の手で面白くできそう!な気配がむんむんのTEDxSakuに参加してみませんか?私でも、下記TEDxSakuのFacebookやTwitterからでもよいので、ぜひ手を上げてください。

誰かに誘われるのを待ってみたり、少し様子を見て面白そうだったら参加してみよっかなーなんて考えはノンノン。というか誰かが面白くしてくれるのを待ってるってどういうこと?自分でやるからいいんじゃないですか。絶対に最初から参加した方が面白いんです、こういうのは。

近々キックオフミーティングを予定してますので、お乗り遅れのないよう。

三陸屋さんにラテアート教えてもらいました。くま!

TEDxSaku
http://www.tedxsaku.com
https://www.facebook.com/TEDxSaku
https://twitter.com/TEDxSaku

岩村田三陸屋
http://iwamurada.com/shop/sanrikuya

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